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サバイバルゲームのルールとマナー

サバイバルゲームにおけるルールは競技としての意味合いから一般的に「レギュレーション」と呼称するので、ここでの表記は「レギュレーション」に統一する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

サバイバルゲームのマナー
ルールでは定めて無い事もあるが、注意すべき事。
事前装備
一般人への配慮
ゴミの処理

サバイバルゲームのルール・基礎
HIT判定
威力規制
銃刀法改正に伴う基準値の低下
ゴーグル
武器/エアガン
その他装備品
フリーズコール
ナイフ/ハンドアタック
基礎総括

サバイバルゲームのルール・ゲーム方式
時間制限/ゲームフィールド
フラッグ戦
殲滅戦
衛生兵
防衛戦
ヒストリカルゲーム
インドアゲーム
夜戦

サバイバルゲームのマナー

事前装備

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フィールドまでの移動手段が車・公共交通機関であれ基本的にゲームの装備のまま移動するのはタブーな行為であり、初心者よりも熟練者がこのタブーを犯す事が多い。 一時期の流行によって迷彩服の柄物は以前より普段目にする機会は増えてはいますが、およそゲームで使用する装備では大抵が全身フル迷彩服であり「どうみてもファッションじゃない」ので注意が必要です。

そのように事前装備で公共の場を移動していれば職務質問の対象ですし、特にエアガンをケースに入れずにそのまま携行すれば逮捕(軽犯罪法違反)という事態もありえます。というのも例え玩具でも「銃」ですから、パッと見て知らない人はナイフを振り回している人間と同じくらいの「威力」に見えかねないからです。そんな格好で例えば銀行の前で警察に逮捕されても「おもちゃだから」という理由は通じません。

さらにゲームフィールドに迷彩服の人間がわらわらと集まっていたら、近所の住民から通報される事もあります。どんなに面倒でもブーツだけ、ズボンだけなどにして装備品は全てケースやリュックに収納して「必ず普段着で」移動して下さい。

また補足になりますが、(そしてこれが特に慣れてきたゲーマーに多い問題ですが…)ゲーム途中に外出する弁当・飲料の買出し時も一度普段着に着替えなおしてからにしましょう。フル装備でコンビニに入ったらどう見ても強盗です。

こんな趣味は人から嫌われる事が大半だ、と自虐的な上に絶対ではないでしょうが「嫌悪感を持たれやすい」ものだという事を前もって理解しておく事が重要です。

一般人への配慮

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一般人への配慮はゲームの実施に一番関連する事項です。
街中や私有地、公園等の一般人の通行がある場所では行わないという事はゲームの大前提になります。

これは昔からゲーマーにとって常に悩める問題となります。というのも一般人がいない場所でしかゲームができないというのはイコール「どこでゲームができるか」となるからです。
人口密集地に近い程に「人の普段立ち入らない場所」を探す事は困難になりますし、例え人がいない場所を見つけても私有地で勝手にゲームをすれば不法侵入になりますから所有者の許可をもらわなければなりませんし、公共の地(例えば公園の奥にある災害時の非難場所や山奥)であればどうやっても一般人は入ってきます。
また全体的に見れば許可された私有地フィールドよりも、公共の地でなるべく人が入りにくい場所でゲームをする人の方が多いのが現状です。このあたりの問題の詳細は別項でも記しますが、とにかく公共の地であれば多くのチームはロープやテープで区切ったり、ゲーム中に一般人が入ってきた場合に即座に「中断」できなければなりません。基本的に勝手にその場でゲームしている場合にあたかも自分の土地のように退去を命じるのは論外です。一般人が自由に通行できる事を理解した上で説明し、通行を終えるまで中断。その場所を1日使用するのであれば当日のゲームを中止する事がマナーです。自分達は少数派である事を理解しましょう。

ゴミの処理

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人が集まれば、それが何であれ現代社会では「ゴミ」が発生します。
当然サバイバルゲームでも飲食物やタバコなど日常的なゴミが発生します。趣味がどうという事以前に人間としての問題ですが「持ってきた物は全て持ち帰る」が原則です。更に自分のもので無くてもフィールドのゴミ拾いは個人的には推奨します。

というのも近隣住民や所有者から見れば定期的に不法投棄されたゴミなどを拾って浄化していれば印象は良くなる事はあっても悪くなる事はないからです。
私有地によっては定期清掃を条件に使用許可を貰っているフィールドもあります。
色々な面から見てもメリットが大きいのでオススメです。

サバイバルゲームでの特殊なゴミの最もはプラスチックBB弾です。こればかりは全て回収する事はあまり現実的でないですし、これをゴミとするか、仕方の無いものとするかはゲーマー達の間でも賛否両論があるかと思いますが最近では自然分解するバイオBB弾を義務/推奨するチームやフィールドも増えてきています。


サバイバルゲームのルール・基礎

HIT判定

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サバイバルゲームの基本中の基本であり、一番重要度の高いルール規定になります。 基本的には「当たったら負け」であり、その際に「ヒット!」と宣言してフィールドから退場します。また「死人に口無し」と言いますが、ヒットしてセーフティフィールドに退場するまでの間に生存ゲーマーに話す等は厳禁です。ヒット宣言の後は自分がヒットしている事を示しながら(降参のポーズ)静かに退場します。
ただ「どこに当たったら」という部分には変則的なものやローカルルールが存在します。 人体への被弾はHITとするのは当然ですが、装備品への被弾はHITとなる場合とならない場合があります。 つまり自分の持っているエアガンが被弾した場合、となりますが大方は装備品もHIT判定となります。

兆弾に関しては分かれる事が多いので確認しましょう。兆弾とは例えば自分の横にある木に当たった弾がはじかれて自分に当たった弾のことです。 私としては誤認の方が怖いので全部HIT(装備品・兆弾)をお奨めします。

また前述のHIT時には「ヒット!」と宣言する際は可能な限り大声で宣言しましょう、あまりに声が小さい場合は射撃中の人物が当たったか分からず継続して射撃される可能性があるからです。 また射撃者のゲット判定、つまり「当てた」と思ってもヒット宣言が聞こえない場合の対処は非常に難しい部分ですので被弾容疑者に直接確認せずに該当ゲーム終了後にチームの代表・責任者に報告しましょう。 故意に宣言しないゾンビ*か被弾に気が付かなかったか、またはそもそも当たってないかの判断は"証拠が無い"ので当事者同士での話し合いでは喧嘩になる事が多いので代表・責任者が報告を元に客観的な判断を出します。 被弾判定は紳士的自己申告制であるためにサバイバルゲームのトラブルの大半はこの被弾容疑であり、 喧嘩のあげくに傷害事件に発展して解散したチームも知っています。被弾容疑は必ず代表・責任者による第三者に判定を委ねて下さい。

また同士撃ち、つまり味方への誤射はHITとする・HITとしない・確認できる場合のみHITとしない等解釈が別れるのでチーム戦を行う場合は事前にこの点を確認する必要がある。

*ゾンビとは被弾した場合にも故意にヒット宣言をしない"不死者"の事。
またヒット宣言はするが、なかなか宣言をしないゲーマーを「あの人かたい」などと言う。堅い原因は本当に人として「鈍い」のか、重厚な装備で被弾感が無いかは不明だが、狭い趣味の世界なのでゾンビや堅い人・チームの情報はすぐに方々のチームに伝わります。


威力規制

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エアガンは電気・ガス・空気等の方法でプラスチック弾を射出します。 この射出された弾の威力(パワー)と言い、限度を超えた高威力のエアガンは被弾者に傷害のリスクが出るために一定の基準内にするように多くのチームでは威力制限をしています。 エアガンの威力計測にはジュール(J)又はメートル毎秒(m/s)を用います。 全体的に見て1J規制がメジャーでしたが、銃刀法改正に伴って0.989J以下でなければなりません(後述します)。昔は狙撃銃用に特例として1.2J〜1.3Jまで許容していたチームもありました。 また電気・空気方式のエアガンでは基本的に弾速威力は一定ですが、ガスガンの場合は気温変動します。

昔は安定性の面からもフロンガスが使用されましたが、モントリオール議定書に基づいて現在は廃止されています。気温変動とはガスの原理上、低温時に液化ガスの気化が追いつかなくなるために連射する程に発射威力が低下する現象の事です。簡単な例としてはエアスプレー等を射出し続けるとスプレー缶が冷えていき、噴射力が下がっていく現象と同じ原理です。防止策としては外部大型ガスタンクを使用するか、グリップやマガジンを直接暖める(ホッカイロを張る等)しか無いため威力の安定化は非常に難しい。このため冬季で調整した銃を夏季に使用するとレギュレーション違反になる可能性があり、留意が必要である。

ジュールの計測方法には専用の弾測計で測定します。大半はその日のゲーム開始前に全員の銃を測定して問題がないかを確認します。 大半はチームの人等が持ち寄っていますので、必ずしも買わなければならないという事ではありません。 ただ不安がある、しっかり調べたいと思う場合はエアガン専門店等で販売していますので購入する事自体は難しくありません。 しかし弾測計は安い小型の物でも5〜7千円程、三脚で固定する等のしっかりした弾測計は2万円程と高価ですし、安価の小型弾測計は壊れやすいので注意して下さい。

基本的には新品エアガン無改造であれば1Jを超える事はありませんが、専門店のオリジナルカスタムやネットオークション等の中古品は改造されている可能性が高いので自分で威力を下げる技術が無ければ新品を購入した方が無難です。またチームに改造等の得意な人がいればセルフメンテナンスの勉強の一環として、低威力化の相談をしてみるのも良いでしょう。

*銃刀法改正に伴う基準値の低下
2007年2月より0.989J以上のものは法律上の分類で"準空気銃"とみなされます。
"準空気銃"とは警察官等の特別な職務に就く人以外の一般人が所持する事が禁じられています。 つまり使用の有無ではなくて所持、つまり持っているだけで違法という事になります。所持により違反となる場合は罰則として1年以下の懲役又は30万円以下の罰金となりますので自分又はメーカーで基準値以下に最改造できない場合は警察に届け出るか修復困難までに破壊処分しなければなりません。警察の人は通常弾測計などは持ってないでしょうし、無用な誤解を生む可能性が大きいのでどうしようもなければ破壊処分の方が良いでしょう。

ゴーグル

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まず絶対に必要なのは目を保護するゴーグルです。 どんなに他の装備品をそろえていてもゴーグルが無ければゲームに参加できませんし、 逆にゴーグルだけあれば手ブラでゲームに参加する事もできます。 ゴーグル着用の義務は眼球被弾による失明の事態を避けるために設けています。

サバイバルゲーム用のゴーグルは千円程度で販売されています、当然ですがサングラスや水泳用ゴーグルは耐久に難があり、逆に被弾時の破片で更に重症化する可能性があります。 また顔全体をも覆うゴーグルをフェイスガードと呼ばれます。ただし通常のゴーグルやフェイスガードでは通気の問題からゴーグルが曇るという現象がおこります。 曇りの対策方法として液状の"曇り止め"をゴーグルに塗る、小型の電動式排気ファンをフェイスガードに装着する等があります。 実際に使ってみた感じでは"曇り止め"は効果薄、ファン搭載フェイスガードは騒音での難があり、正直に言って多少曇っていても判別できるまで自分の目を慣らすしかないでしょう。 またメッシュ型ゴーグル(網目)は通気性が高く、曇る事は無くなりますが視界が暗くなる・劣化しやすく、劣化部分に被弾した場合に貫通する危険があります。 フェイスガードの場合は3千円程度からと通常の目のみ保護するゴーグルよりは若干値段が高いです。 もちろんピンキリですので、すごい工夫で作られたオリジナルゴーグルは万円単位にもなりますし、中古の目のみゴーグル程度なら過剰品としてほとんどタダ同然という事もあります。 どのゴーグルでも一長一短がありますので、自分に合うもので慣れるようにしていくのが現実的です。

武器/エアガン

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通常はプラスチックBB弾を射出する銃器を指す。 通常使用する武器をメインアームと呼び、補助として携行する武器をサイドアームと呼ぶ。 メインアームは一般的に長物(ながもの)と呼ばれるライフルタイプの武器であり、サイドアームはエアコッキング/ガス式の拳銃タイプの武器となる。 ゲームやルールによっては携行武器の制限がある場合、例えばハンドガン戦(拳銃のみ)やサイドアーム禁止等がある。

一般的にメインアームは"長物"だが人によってはメインにサブマシンガンや、ハンドガンのみとする人達もいる。理由としては軽くて未動きが速くなる事を好むある程度熟練した遊撃タイプのゲーマーに多いです。

また装着するマガジン(弾倉、マグとも言う)は初期の付属品は20〜50発程度でBB弾の補充もローダーを使用するなど面倒なので大容量のマガジン(別売)であればローダーを使用せずに補充できて、更に数も300〜500程まで入るので大抵は大容量のマガジンを使用します。 ですがゲームバランスの問題で携行弾数を制限するゲームもありますし、本物志向のゲームでは1マガジンに実銃と同じ弾数までに制限する事もまれにあります。

その他装備品

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ヒストリカルゲームを除き、基本的に服装等の規定はあまり無い。スーツでも普段着でも問題はありませんが、チームによっては○○軍を模してそれ以外の装備は駄目という場合もあります。
ただし原則的に下記を最低基準と見た方が無難である。

帽子またはヘルメット
熱射病予防のためにブーニーハット等を付ける。
長袖等の上下服
トゲのある草木に対して肌を防護する。
頑丈な靴
竹等の自然的なもの、投棄品等人工的なものからの防護。
救急・応急セット
他の野外活動と同じくケガの発生リスクは多い。
せめて絆創膏程度は持っておくと良い。

夏季においては特に脱水症状にならないように飲料する。
またケガの時に傷口を洗う事にも使用できる。

また本格的な装備としてボディーアーマー・サスペンダー・ギリースーツ・背嚢等を付ける事もルール的には違反しないがこれらの装着品は被弾感を鈍らせるので、限度の調整が必要である。 ただしレーザーポインターは今はもうほとんど流通していないので入手自体が難しくなっていますが、目に照射される事でのリスクから禁止とされやすいですし、刃物や火薬物(花火等)は常識的に考えて禁止です。

衣服に関してゲーマーは好みの迷彩服を着用するが、一般的に出回っているものではウッドランド迷彩(アメリカ陸軍迷彩服)であり普通「迷彩服」と聞けばこれを連想される人が多いし事実、この迷彩服を着用するゲーマーは多いです。 また絶対的な流通量が多いので価格面からみてもウッドランド迷彩は他の迷彩服より安く入手できますので、「とりあえずは…」の入門ではこれが一番無難でしょう。

フリーズコール

フリーズコールとは自身の存在を気付かせる事なく接近して、圧倒的に優位な状態で「フリーズ(動くな)」と言い発砲せずに自主的にHIT(降参)させる行為の事である。 またフリーズコールを受けたゲーマーはコールに基づいてHIT(降参)するか、あえて反撃するかの2択となる。

フリーズコールを行うには映画やドラマのように簡単にできる事ではなく、熟練した者でも敵に気付かれずに接近するという行為は非常に難しいために判断を一つ誤ればすぐに察知される。 また察知された場合には接近で忍びの状態では反撃に弱く、失敗に至るケースが多い。

フリーズコールを可とするか否かはチームによって意見が分かれる。その最もたる要因はフリーズコールの実施で反撃戦が始まった場合は互いに至近距離での射撃になるので当たると非常に痛いし怪我のリスクが増大するためである。また稀にではあるが、極度のストレスから殴り合い等の格闘戦に至るケースもあるためにトラブル要因として禁止するチームは多い。

ナイフ/ハンドアタック

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プラスチックBB弾を発射するエアガンを使用せずに、ゴムやプラスチックのナイフやチャンバラ刀を用いて攻撃する行為をナイフアタックと呼称する。 また模造ナイフ等を使用しない素手でのタッチでHITとさせる行為をハンドアタックと呼称する。

これらの行為はフリーズコールと同じく、接近戦闘となる。
そのためトラブル要因が大きいためにナイフ/ハンドアタックを認めないチームも多い。

基礎総括

サバイバルゲームにおけるルールの基礎に関しては上記の通りであり、基礎段階でもチームによってはルールが異なる項目があるので参加するゲームのルール確認が必要である。知らなかった等の言い訳は通用しません、例外はトラブルに繋がるからです。 またフリーズコールやナイフアタック等の接近戦でのトラブルとして素手での格闘(いわゆる喧嘩)に発展するというケースは、空気でテンションが上がって暴言・罵倒(中には冗談もあるでしょうが)という起因から以外と発生の多いトラブルです。そして一度発生した喧嘩は大の大人がエアガンという名前の強化プラスチックや鉄の鈍器で殴りあう訳ですから流血沙汰という事もありえますし、そのような問題を起こしたチームやメンバーがどうなっていくかは想像に難くないでしょう。

上記も考慮してサバイバルゲームへの参加はHIT判定も含めて全てが自己責任となります。チーム代表や管理者はあくまで「みんなのまとめ役」であり他人は何らの責任も負いません。怪我も事件も全てが自己責任です。一応スポーツ全般用の保険はサバイバルゲームも保険適用内で値段は1000円程度ですが、発生した怪我や事件が適用されるかどうかは保険屋さんに聞いて下さい。私は持病があるので保険には入れないですが。

少々物騒なように書きましたが、これらは最悪あり得る事であり多くのチームや参加メンバーがこの困難な問題に直面してきました。そして今活動している人達もこれらに備えて頭を悩ませた上で様々なレギュレーションを構築していっています。 だからこそレギュレーションとは必ず守られるべきものであり、その違反を許す事はメンバー間の相互不信やトラブルに発生するので「したい事と違う」という部分があってもそれを守れないのであれば自宅でこっそり的当てでもしてて下さい。 サバイバルゲームは人がいてはじめて成立する遊びです。だからこそ、まず人を大事に思って下さい。

サバイバルゲームのルール・ゲーム方式

時間制限

通常どのような方式のゲームにおいても時間制限を設ける事が多い。 理由として、一度膠着状態(敵も味方も動かないにらみ合い)になると無駄に時間ばかりが過ぎていくためである。 そして時間制限のある場合、勝利者が確定していなければ引き分けとしてゲームを終了する。

短ければ1ゲーム10分程で長くても30分〜1時間以内であるが、ゲーム回数を重視(短時間)か1ゲームのボリューム重視(長時間)かで変化する。 ヒストリカルゲーム等の再現性の高いゲームにおいては長時間重視の傾向であり、極端なものでは野営を含めての1泊2日という例もある。競技的な感覚のゲームでは短時間重視の傾向になる。 基本的にゲーム時間が長くなるほどに被弾者の次ゲームまでの待機時間が長くなるために、基本的にはゲームの回転数が重視される。

ゲームフィールド

通常はゲームを行う場所をフィールドと呼び、フィールドにはセーフティーフィールド(安全地帯)バトルフィールド(戦闘地帯)の2つを設ける。 これらのフィールドには明確に境界線が張られている場合もあり、サバイバルゲームでの重要な要素となる。

セーフティーフィールドとはゲームが行われない場所である。参加者のゲーム外集合場所であり、荷物置き場・更衣所・飲食喫煙所等の役目もある。 ゲーム当日の開始前はこの場所で更衣、弾測を含めた装備品チェック等を行う。またゲーム開始後は被弾者の待機場所となる。 当然ながらゲーム中の生存者が立ち入ったり、待機中のゲーマーがセーフティーフィールドから試射を含む射撃や情報提供は一切禁止となる。 またセーフティーフィールドの設置場所には大木の下かテントを張るなど炎天下でも休息が行え、近辺にトイレのある場所等が好ましい。

バトルフィールドは通常ゲームを行う場所となる。また山間等では迷う事もありうるため、できればロープやテープで区切られている事が望ましい。 これらは崖などの自然的な脅威から参加者を守り、また一般人の立ち入りを避けさせるなどの効果がある。 これらのロープやテープで区切られたフィールドの場合、線から出た場合は死亡(HIT)判定とするルールもある。 初めてのフィールドに参加する場合は、既にその場所でゲームを行った事のあるゲーマーに道やフラッグ位置を案内してもらうと良い。

フラッグ戦

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フラッグ戦とは通常チーム対決の方式で行われる。またサバイバルゲームにおいて最も使用されるゲーム方式である。 例として参加メンバーを赤チームと青チームに分けてチーム対抗での勝負を行う。なおチーム編成時にはマーカーと呼ばれる目印(色付ガムテープやマジックテープ等)を両腕に張って自軍色を示す。 一般的なフラッグ戦は赤・青両チームの陣地に旗を設置して、相手チームの旗を奪取(またはタッチ)すれば勝利として、旗を奪取(タッチ)されたチームは敗北となる。

この方式は一般的なサバイバルゲームでは全ての基本となるルールであるが、このルールでの勝敗要因は旗にあるために敵を倒す行為はあくまで勝利するまでに発生した障害過程に過ぎない点である。 通常は分配されたチーム内において自陣地の旗を守備する者と敵陣地の旗を奪取しに行く者の2班に別れるが、全員で敵陣地の旗に突撃するという事もあるし、全員で守りに徹する事もある。 またこの方式ではエアガンを装備せずに敵陣地の旗を奪取する事も可能であるし、これらの旗への直接奪取のみに特化した行為をフラッグアタックと呼ぶ。 フラッグアタックは通常、敵の守備を抜けて奪取(タッチ)するので被弾を恐れずに突撃するアタッカー(攻撃者)としての資質が必要である。敵の旗を奪取した時には「ゲット!」または単に「取った!」等と宣言して、ゲームの終了を告知する。 フィールドが広くなる程に終了宣言は聞こえにくくなるので、宣言が聞こえたゲーマーが改めて「終わったぞ」と宣言を伝達して参加ゲーマーに広める。宣言の伝達はゲーム終了や一般人立ち入りによるゲーム中断、ゲームのスタートコール等で必要なものであるため聞こえたら復唱する事が望ましい。資金に余裕のあるチームでは無線機や拡声器を保有している事もある。旗の奪取をもって1ゲームの終了となるので、基本的に一度セーフティーフィールドに再集合して弾の補給や休息を行う。 ゲームを続行する場合は被弾して待機していた者と合流して再度陣地に配備して再度ゲームを行う。

守備を行う者をディフェンダー(守備者)と呼ぶ。ディフェンダーはアタッカーに対して基本的に優位である。経営学や軍事学の間では有名なランチェスターの法則、俗に言う"攻者3倍の法則"というものがあり強固に守備された敵陣を攻略するにはその敵の3倍の兵力が必要であるという理論なのですが、 まぁ理想論みたいなものなのとサバゲは正規戦というよりゲリラ戦に近いので詳しい内容までは書きませんが、自分に有利な場所で守りを固めれるために守備は攻撃より楽な役割なのです。 ただサバゲはあくまでゲームですので、何もしないで座ってただけでゲーム終了という事もあるので楽しみに欠けるところはあるかもしれませんが攻守共に重要な役割です。

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フラッグ戦においても独自にアレンジされたルールも存在する。相手の旗をタッチした段階で勝利とせずに、相手の旗を奪取して自軍陣地まで運んで勝利する方式もある。 また旗をフィールド中央に設置してそれをタッチまたは奪取するセンターフラッグというルールも存在する。 センターフラッグルールの場合はフラッグ戦よりも戦力が中央の旗1点に集中するため、旗周辺では激戦となりやすい。 通常のフラッグ戦などで膠着戦が続いたり、戦闘が少なくなるとゲーマーにも飽きがくるので途中でこのようにアレンジされたルールに変更される事もある。

殲滅戦

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殲滅戦(せんめつせん)とはフラッグ戦と同じくチーム対決の方式で行われる最も単純かつ理解しやすい方式である。 どちらかのチームが全滅(全員HIT)させるまでゲームが行われる。 但し10分等の比較的短いゲーム時間制限がある場合は勝敗がつかない事が多い。 この場合、単純に引き分けとするか生存者の多いチームを勝ちとするなどの細かいルールはチームによって異なる。

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またこれと殲滅戦方式でチーム対決ではなく個人別対決のバトルロイヤル方式も存在する。 この場合は自分以外が全て敵となり、最後の1人となった者が勝者となる。

殲滅戦やバトルロイヤルの場合は守備要素が少ない為に基本的には全員がアタッカーとなるが、ゲリラ的な展開ができる遊撃手が活躍しやすい。

衛生兵

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衛生兵ルールとはあらかじめ衛生兵役を1人または複数名チーム内に分配・配置する。被弾者はすぐセーフティーフィールドに移動せずにその場で倒れて待機して「衛生兵!(またはメディック!)等は発言できる。 自軍の衛生兵が被弾者にタッチすると被弾者は生き返り、再びゲームに参加する事ができる。 またこれは膝撃ち、スナイパーでは致命傷を外した狙撃などの実戦にも用いられる戦術だが、ゲーマーが攻撃を行って相手を倒してもその場で隠れて監視して、助けに来た衛生兵を誘い倒すといった心理戦も行われる。

また似たルールとして野戦病院を設置して衛生兵が搬送、数分間の待機をもって回復する等のルールや、 自軍の衛生兵が全滅した段階で敗北とするルール等もある。が、これらはどれもかなり特殊なルールである。 また被弾判定が曖昧になりやすいため使用は避けられる。要約すればゾンビは誰もゼッタイにしない、確実に信頼しきれる仲間同士がアクセントを持たせて遊ぶルールであって通常は使用されない。

防衛戦

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防衛戦とは旗を持つ守備チームと旗を持たない攻撃チームに分かれる。 守備チームは制限時間内、敵に旗を攻略されないように防戦を行って制限時間まで守りきれば守備チームの勝ちとなる。 対して攻撃チームは制限時間内に守備されている旗を攻略できれば勝ちとなる。

フラッグ戦の項にも書いた通り、原則的には守備側は攻撃側より優位である。 このためゲームバランスを考慮して守備側の人員は攻撃側より少なく分配される。 ゲーマーのレベルや拠点防衛に適した場所(高地や密林等の地形上の優位、遮蔽物や塹壕等の防御の優位の事。)かにもよるが守備側3割、攻撃側7割の人員分配でも成立する。

ヒストリカルゲーム

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ヒストリカルゲームとは実際に起こった戦闘を再現して行うゲームである。 比較的ライトなゲームでは○○軍対○○軍という分配のみで通常のゲームルールを適用するゲームとなる。

しかしかなり史実に忠実な再現ゲームでは装備品に至るまで、当時に使用された部隊の軍服が規定されており、当時に無かったものを一切持ち込み禁止とされる事もある。 この場合、考証が必要であり、戦闘に参加した部隊のボタンまで指定されている事もある。 縛りが厳しい場合はシナリオが事前に設定されており、シナリオに基づいた行動で再現を楽しむ遊びである。

ただ当然の事ながらボタンひとつに至るまでマニアの目が光るので、初心者には非常に敷居の高い遊びである。 日本ではヒストリカルゲームはあまり普及していない。前提として膨大な知識量と、それを実物に反映できる技術力と何より根気が必要である。 それは欧米に比べて当時の実物アイテムの流通がほとんど無い事から、レプリカを自作する必要もあるからである。 欧米では博物館よりも個人の愛好家の方が当時の戦車や軍艦から戦闘機までの大部分を保有しており、 またそれらを応用させるバックグラウンドが整っている事があげられる。 欧米の巨大な愛好家組織では戦車や装甲車を動因して映画*を作製するところまである。

*「パンツァー 鋼鉄師団」など。当然ながら趣味の個人撮影なので作品としては厳しい面があるが、 ハリウッド映画並の装備品の豊富さなど個人愛好家でもそれらを揃えられるだけに、日本と欧米とのレベル差が明らかである。

インドアゲーム

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通常のサバイバルゲームは野外で行われるが、インドアゲームとは端的に言えば"室内戦闘"である。 建物の中での戦闘なので至近距離での戦闘、つまりCQB(Close Quarters Battle)と呼ばれますがライフルタイプの長物よりもサブマシンガン等の小回りの利く物が使用される。 また遠距離での射撃が無くなるため狙撃手(スナイパー)として遊ぶ事は困難である。ゲーム形式は通常の野外ゲームと同じルールで行う。

ただし建築物の中でゲームを行うには所有者の許可が必要であり、廃建築物の場合は事故リスクが高くなる。 またサバイバルゲーム専用に提供されている建築物の使用は、その運営維持の面から使用料金が高いのがデメリットである。 だが天候や時間に左右されないという点においては野外ゲーマー憧れのゲームフィールドである。

夜戦

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通常のサバイバルゲームは朝から夕方頃までの明るい時間帯に行うが、夜間に行うゲームを夜戦と呼ぶ。 昼間との違いは夜間の街灯等が無い場所では月の光が唯一の光源だが、深い草木(ブッシュと呼ぶ)が更に光を遮断し、低気温との体温差でゴーグルが曇りやすくなるために視界がかなり制限される。ルール形式は通常のサバイバルゲームと同じ形で行うが、極めて難易度が高いゲームとなる。

また昼間と違い、通常のマーカーは確認できないのでサイリュームという発光ライトを腕に装着して識別する。 またエアガンの銃口に投光装置を装着して蓄光BB弾を使用すると発射時にBB弾が光り、通常夜間では見えない弾道が確認できる。 ただ実弾の曳光弾と同じく、発光弾のみで射撃をすると発射位置を相手に知らせるために逆に不利になる。 このため通常は発光しない一般BB弾とまぜて使用する。

また通常の昼間では使用しないエアガンに装着するライトも使用できる。 ライトに関しては発光BB弾と同じく常用すると敵に位置を知らせるため、通常はオフにしておき敵の注意を引く等の適時に点灯させる。


履歴

2007年07月18日
サバイバルゲームのルール・ゲーム方式UP完了
2007年07月10日
サバイバルゲームのルール・基礎をUP完了
2007年06月13日
本ページ作成